修理内容


折れてしまったピアスの針部分を修理した事例です。今回お持ち込みいただいたピアスは、表面にペイントが施されているタイプでした。塗装のあるアクセサリーは、溶接の際に加わる熱によって着色部分が燃えて消えてしまうため、最初の段階では修理対応が難しい旨を案内しています。
仕組みとして、ピアスポストを新しい金属で溶接する際には一定以上の温度が必要になるため、塗装やコーティングが残ることはありません。色が失われる点を了承いただける場合は修理が可能で、強度を確保できる状態まで加工を行います。修理の可否は素材や構造を確認したうえで判断し、必要に応じて対処方法を説明しています。




