
フランス在住のお客様からのご依頼で、10ユーロの記念コインをネックレスに加工させて頂きました。お金として使用する予定もなく、仕舞っておくよりは形に残しておきたいとのことで、ネックレスとして身につけられるようにしたいというご相談でした。
記念硬貨の詳細は不明でしたが、裏面には温かみのあるフランスらしいイラストが描かれており、記念品としても魅力的なものでした。人にもプレゼントしやすいようにとのご意向もあり、今回の加工となりました。
加工は費用を抑えるため、コインへ直接輪っか(丸カン)を取り付ける方法を採用しています。バランスはお任せ頂き、コインの雰囲気を損なわないよう主張しすぎないサイズの金具でコンパクトに、かつしっかりと固定しました。
お客様の滞在期間中にお渡しする必要がありましたが、問題なく納品することができました。お話によると、フランスでは人件費が高く加工代もかなり高額になるとのことで、日本滞在中に加工を済ませたいというご希望だったそうです。

今回のコインは銀貨でしたので、溶接による加工も問題なく、色味の変化も最小限で綺麗に仕上げることができました。
なお、コインの加工については以下の点にご注意ください。
日本の硬貨の加工はお受けしておりません。また、硬貨の加工自体を法律で禁止している国もあります。加工したコインを国外へ持ち出される場合は、お客様ご自身の判断と責任にてお願い致します。
カラベラでは、持ち込みのアクセサリーに関する修理や加工について、万が一の保証が無いことをご理解頂いた上でお受けしております。修理のご依頼・ご相談はお電話ではお答えできない内容も多く、画像付きのメール、または品物をお持ち頂いた上でのご来店を推奨しております。




