修理・加工の流れ
アクセサリーやジュエリーの修理は、品物の状態や構造によって工程が変わります。
Caravellaでは、店内工房にて職人がすべての作業を個別に行っています。ここでは代表的な修理・加工の手順と、依頼時に確認したい要点をまとめます。
■ 修理・加工の基本的な流れ
1. 受付・確認
店頭または宅配でお預かりし、素材・破損箇所・構造を確認します。状態を踏まえて修理可否と見積りを案内します。
遠方の方は、画像を添えて修理相談フォームまたはLINEから問い合わせてください。素材や破損箇所が分かる写真があると判断が正確になります。
→ 宅配でのご依頼はこちら
2. 作業工程の選定
素材の種類や破損の度合いに応じて、最適な作業工程を選びます。代表的な方法として、ロー付け(溶接)、パーツ交換、磨き直しなどがあります。
メッキ製品は高温で変色・剥離が生じやすいため、基本的に対応していません。
3. 加工・修復
工房にて専用バーナーや工具を使用して作業します。チェーン切れ修理、リングのサイズ直し、石留め補強、パーツ再形成など、破損箇所に合わせて方法を選びます。
小規模修理は即日対応できる場合がありますが、通常は1週間前後、パーツ取り寄せが必要な場合は約2週間の預かりが目安です。
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4. 仕上げ・検品
研磨・洗浄を行い、溶接箇所や光沢、パーツの動作を確認します。
使用感を残したい場合は、研磨を控えめに仕上げることもできます。受付時に希望を伝えてください。
→ 持ち込み修理の注意点
5. お渡し・発送
修理完了品は店頭受取または宅配でお渡しします。宅配の場合は代引きが利用できます。
遠方の方でも、受付から受取までオンラインのみで完結できます。
→ よくある質問はこちら
■ 主な修理メニューと内容
リングのサイズ直し
切断 → 調整 → ロー付け → 研磨 → 仕上げの工程で行います。
継ぎ目はできるだけ目立たないよう仕上げますが、模様が一周しているデザインは模様の一部が崩れる場合があります。
リング形状によっては真円が出にくく、サイズが前後することがあります。
→ クロムハーツ修理はこちら
チェーン切れ修理
切断部分をロー付けで再接合し、全体を洗浄・研磨します。
細いチェーンはレーザー溶接機などの精密機器を使用する場合があります。
網目状・極細チェーンでは修理箇所がわずかに見える場合があります。
→ チェーン修理の参考事例
金具交換・パーツ取り付け
引き輪・丸カン・留め具などを新品に交換します。
ブランド純正パーツは入手できないため、形状・サイズが近い代替金具で対応します。
→ 金具交換の事例はこちら


クリーニング・磨き直し
くすみ・小傷・黒ずみの除去や再研磨を行います。
燻し直しにも対応していますが、色味・濃淡は完全再現できない場合があります。
→ クリーニング事例
■ 修理時の注意点
メッキ・樹脂・ガラス類は高温作業で変色や変形が起きる可能性があり、対応できない場合があります。
ブランド特有の構造(独自金具・中空構造・オリジナル合金など)は、再溶接や部品交換が困難なケースがあります。
→ 持ち込み修理、加工の注意事項(重要)
■ ご依頼方法
店頭持ち込み
→ 来店での修理・加工の流れ
遠方の方
→ 宅配での修理依頼手順
ご相談フォーム
修理内容・写真を添えてお問い合わせください。
→ 修理相談フォーム






