シルバーリングのサイズ直し

シルバーリング サイズ直し 160616
ブランドは不明ですが、無骨な雰囲気のあるシルバーリングのサイズ直しを行いました。厚みがあり全体の造形も力強いデザインで、リング本体のボリュームがしっかり確保されています。
サイズ直しでは、バランスを整えるため削りや磨きの工程が必要になります。そのため、このような無骨なデザインの指輪は作業後にやや整った印象になり、元のラフさが弱く見えることがあります。今回のお客様は銀色の光沢が強く出る仕上がりを好まれないとのことで、あえてイブシを多めに入れて光沢を抑えた仕上げにしています。
イブシは使用していくうちに徐々に薄くなりますが、使い込むほど自然な風合いに戻り、質感の変化も楽しむことができます。
当店では持ち込み品に対して万が一の保証ができないため、基本的にはブランド・メーカーでの修理依頼を推奨しています。状態の確認や可否判断が必要な場合は、画像付きのメール、もしくは実物をご持参のうえご相談ください。





