修理内容
ライオンハートのネックレス修理の事例です。ワイヤー部分が切れてしまったため、新しいワイヤーに交換する作業を行いました。今回のような構造であれば部材の交換のみで対応でき、加工工程として大きな問題はありません。ビーズの配列を確認しながら順番を崩さないように組み直し、全体のテンションを整えて仕上げています。
ワイヤー切れの場合、切れた際にビーズが一部紛失してしまうことがあります。ビーズが不足した場合は長さが短くなるため、必要に応じて同等サイズのビーズを追加して調整します。ただし、同じ形状・色味・素材のものを手配することが難しいケースもあり、その場合は完全に同一の状態に戻すことができないことがあります。
通常のワイヤー交換のみであれば、修理期間は約1週間です。紛失したビーズを継ぎ足す必要がある場合は、追加手配や長さの調整工程が加わるため、2週間ほどの期間を設定して対応します。